背番号がポジションの名前になっている唯一のポジションであるナンバーエイトですが、世界中のラグビーファンが一度は憧れる存在です。
人気の高いポジションのナンバーエイトは、じつは試合での仕事量がとてつもなく多いのです。
今回はラグビーの象徴ともいえるナンバーエイトについて紹介いたします。
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ラグビーのナンバーエイトの役割をスクラムを含めて解説します!
ラグビーのナンバーエイトとは?
ナンバーエイトとはポジションの名前であり、スタメンの選手ならば背番号8番の選手を指します。
15人制にしか存在しないポジションで、チームにおいて攻守に渡り非常に重要な役割を担います。
スクラムに参加するのでFWに分類されますが、試合の状況を見てBK的動きをすることもあるオールラウンドプレーヤーです。
そのため他のポジションよりもラグビーを研究し、プレーの上達が求められる特別なポジションであり、花形ポジションであると言えます。
ナンバーエイトに憧れて、ラグビーを始めた人も多いですね。
ラグビーのナンバーエイトのスクラムでの役割
スクラムは三列で構成されています。ナンバーエイトはスクラムの三列目にいます。
スクラムの強さは一列目、二列目の強さで決まると言われています。
ナンバーエイトは最後方からスクラムの様子と敵陣の状況を観察し、チームに指示を出します。
マイボールの場合やディフェンスの場合に、どのような状況においても的確な指示を出すことが求められるため、広い視野と高い判断能力が必要なポジションです。
ラグビーのナンバーエイトは誰もがなれるわけではない特別感
ナンバーエイトはラグビーの花形ポジションだと言われますが、理由を聞けばまさに花形ポジションでした。
ナンバーエイトに求められる能力は他のポジションよりも多く、多面的に能力が長けていることが求められます。
さらに単独で走り出してサポートが遅れたとしても倒れずにサポートを待てる、または相手のディフェンスを突破できるような強靭なフィジカルと大きな体格が求められます。
このようにあらゆる条件が要求されるのがナンバーエイトなのです。
ラグビーのナンバーエイトは全ポジションこなせるレベル
ナンバーエイトの仕事量は凄まじいものです。
チームのポジションを表にすると真ん中にいるのがナンバーエイトです。
FWに分類されながらBKの仕事をこなす言わばスーパーマンなのです。
FWにおいてトップレベルのパワーを持ちながら、BKにも引けを取らない走力を持ち合わせている選手が多く、ナンバーエイトにボールが渡ればビッグチャンスを演出できます。
逆にディフェンスの際にはあらゆる選手の突破を防ぐポテンシャルを持っています。
そのためタックルの上達は他のポジションよりも強く求められます。
おわりに
ラグビーにおいて、プレーの流れの変わり目にはナンバーエイトが絡んでいるといっても過言ではありません。
ナンバーエイトは大切なポイントにいち早く関わっていることが見ているとわかりますね。
派手なプレーから小さなサポートまで幅広くこなすナンバーエイトに注目して試合を見てみてください。
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