ラグビーのモールはセットプレーの一つですが、ラックとは大きな違いがあります。

ラックはその場で動きが止まっていることに対して、モールはボールキャリアが立っているために前進や後退が自由自在にできます。

ラグビーはできるだけ自分たちの陣地を稼ぎ、有利に進めたい競技なので、モールを攻撃に取り入れることは有効な戦術といえるでしょう。モールを使った戦術について解説します。

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ラグビーのモールを使った戦術とは?

 

ラインアウト直後にモールでゲインすることにより陣形を整えることを狙う!

ゲーム中、ラインアウトは比較的多いセットプレーのひとつで、勝てるチームになるためにはラインアウト後に、しっかりとモールが作れる練習が必要です。

これは時間を稼ぐ意味もあり、モールを形成することにより自分のチームの得意な形を作りやすくなります。

 

モールは体重差を生かせる戦術だ!

モールはラインアウトの後に行われる典型的な戦術ですが、最近では攻撃が止まった時にモールを作るリモールというパターンも使われるようになっています。

スクラムと同様に押す力が非常に重要なので、体重が重くパワーがある選手が揃っていると有利な戦術です。

しかし、スクラムと違い、FWの選手同士がしっかり組むことができないために、体重差をより多く感じてしまう攻撃といえます。

 

フォワードで優勢な試合でモールは効果的な戦術①

ラグビーはパスをつなぎながら、バックスの選手はトライするという流れが基本の一つです。

相手チームがパス、ラン、キックに秀でている場合は、戦術的にモールを多用することで、相手の得意な形に持っていかせないこと、ボールを支配させないことが有効でしょう。

更にFWが相手チームより優れている場合は、積極的にモールを活用することで格上のチームであっても対抗することができます。

 

フォワードで優勢な試合で効果的な戦術 ②

 

ラグビーはモールなど密集以外のフリーの状態のプレイヤーが多い方が有利ですね。

モールに必要最低限の人数で耐えうることが、得点につながるということです。

さきほど、リモールという攻撃パターンを紹介しましたが、リモールで積極的にFW選手の活躍する場面を作り、攻撃のバリエーションを増やしていく方法は、相手チームには脅威に映るでしょう。

 

ゴールライン手前からモールで押し込むことでミスを減らせることができる!

ゴールを目前としている場合、そこからトライにつなげることは意外と難しいものです。

モールをインゴール付近まで続けることにより、ボールを失う機会が少なくなり、トライの確率が高めることができるいえます。

 

まとめ

ラグビーのモールを使った戦術は多く存在しますが、その中の一部を説明しました。

モールを使った戦術は、チームのカラーや監督の考え方によって変わってきます。

モールは一見地味な攻撃ですが、効果的な戦法でもあります。

しかしモールを極めているチームは少数派といえます。

 

またモールは決まったパターンも無く、個人のとっさの判断も必要で、日ごろからの選手同士の意思疎通やチームワークが重要ですね。

チームとして強いモールを簡単に身につけることはできませんが、身につけた際の破壊力は大きく、弱者が強者に勝てる戦術のひとつといえるので、ぜひ練習してみてください。

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