ラグビーに限らず足元に装着するスパイクはとても重要です。
サイズや使用感、デザインなど選ぶ基準は多くあるのですが、自身のポジションの用途に合うスパイクがあります。
今回はスクラム時のボールのコントローラーのフッカーのスパイクのスポットを当ててみました。
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ラグビーのスパイク選びに入る前にフッカーについておさらいをしましょう!
スクラムでは1列目の真ん中
スクラムでは最前列で相手と組み合いますので、押すチカラが必要です。またスクラムのハンドリングを担います。
フッカー自身が肩を出したり、1番や3番のプロップに前に出ろ、あるいは下がれなどと指示してバランスを取ります。
スクラム時にボールをスクラムハーフから受け取る
スクラムハーフがスクラム内に転がしたボールを、足を使ってスクラムの後ろへ動かす仕事があります。
ラインアウトでのスローイン
ラインアウトのスローインはフッカーが投げなければならないルールはありませんが、フッカーの選手が投げることが多いです
バスケットボール経験者の選手が増えていますね。
フッカーの選手がスパイクのポイント取り換え式モデルを使用するメリットとは?
フッカーの選手にはポイント取り換え式モデルのスパイクがプラスになることがわかりましたので、ポイントをお伝えしますね。
①グランドとのグリップが増す
ポイント交換式スパイクはソールとポイントが一体式のスパイクよりポイントが長いので、グランドに深くささります。
グランドとのグリップ力が増加しますので、スクラム時の安定感や、推進力が変わってきます。
②スクラム時に片足になるフッカーには有効
スクラムにスクラムハーフがボールを投げ入れるとフッカーは片足になりますが、この瞬間に相手のスクラムもグッと押してきます。
ポイント交換式スパイクはグランドに深くポイントが刺さりますから、片足になるフッカーは安定感が増すことがメリットです。
③雨天時のゲームで威力を発揮する
ポイントが細いのでソールの泥が落ちやすく、深く地面に入るので滑りにくいという効果が期待できます。
フッカーの選手がスパイクのポイント取り換え式モデルを使用するデメリットとは?
①足に負担がかかる
ポイント交換式スパイクは、ソールとポイントが一体式のスパイクよりポイントが細い傾向にあります。
地面への接地面が小さいので脚への圧力が増してしまいます。
その分脚の裏の筋肉であるハムストリングスや膝関節全体に負担がかかってしまいます。
②総合的にみると人工芝、土のグランドがあるがポイント交換式スパイクは適さない
人工芝は接地面が小さいことにより滑りやすく、土は一度刺さると深く入ってしまうので、次の一歩に体力を奪われがちになります。
まとめ
フッカーはゲームの司令塔とも言え、現在はキャプテンをフッカーに置くことも多いやりがいのあるポジションです。
フッカーは片足になりますから、ポイント交換式スパイクの踏ん張りが効くメリットを生かすスパイクが向いているでしょう。
ポイントの交換式のスパイクはサッカー用の方が種類も豊富なので、トップリーグのフッカーの選手もサッカー用を選ぶ選手がいますね。
フッカーの選手はスパイク選びの際、今回の生地をぜひ参考にしていただいて、ポイント交換式のスパイクも検討してみてください。
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