ラグビーのスクラムからの展開で、ボールをコントロールする役割をもつスクラムハーフは忙しいポジションです。
スクラムハーフといえばパスなのですが、パスの難しさを痛感するポジションです。
スクラムハーフのパスの悩みに対しアドバイスしていきます。
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ラグビーのスクラムハーフが持つ「4つのパスの悩み」とは?
今回はスクラムハーフの持つ4つの悩みに答えていきます。
右側はうまくパスを投げれるが左側が投げれない
利き腕により、得意な方向が決まります。
また脚にも利き脚があり、パスやキックがうまくいく方向といかない方向ができてしまいます。
とくにスクラムハーフは、どちらにもうまく投げられることが求められますので、克服しておきたい悩みです。
まずはうまくいっている投げ方の分析です。
うまくいかない方向と違うところがあります。
体の向きや腕の伸ばし方、脚の動かし方、腕力のアンバランスなどが原因で考えられます。
まずはパスのフォームの確認とフォーム作りから始めてみましょう。
投げるスクリューボールのスピードが遅い
これはまだ筋力のない時期、中学、高校生のスクラムハーフに多い悩みです。
これも左右どちらかがうまくいかないという声を聞きますね。
先ほど述べたようにフォームの分析も必要です。
スクリューパスは、スナップや腕力だけで回転数、スピード、飛距離は決まりません。
体の回転力や体重移動にも注意が必要です。
現在、トップリーグで活躍する選手の中には「高校生の時はできなかった」という選手もいるほど、むずかしいプレイです。
根気よく練習するしかありませんが、スクリューパスを身に付けた時、スクラムハーフとしてのステージが1段階あがるといっても過言ではありません。
雨の日はパスの時ラグビーボールがよく滑る
現在のラグビーボールは素材が変わりすべりにくくはなったといわれますが、雨や泥、汗による滑りは、スクラムハーフ泣かせです。
手袋(グローブ)は試合での着用が認められています。指先がカットされているものですね。
ですが、投げるときにはボールを指先で持ちますから、手袋の効果はないようです。
トップリーグの選手中では、指先や指全体にテーピングを施しているスクラムハーフを見ますが、これは多分滑り止め防止ではないかと推測します。
以前はのりなどスプレーしていたこともありましたね。
テーピングは突き指などからの保護の役目もあるので、一度試してみてはどうでしょうか?
パスの投球モーションを小さく、素早くしたい
ラグビーではスクラムハーフのモーションが大きい場合(つまり時間がかかっている)、相手に邪魔をされたり、投げる方向や距離を推測され、作戦失敗につながります。
モーションを小さくすると動作のスピード感は出ますが、パスしたボールの勢いと距離を失います。
テークバックがほとんどない投げ方はつま先の向きと股関節の旋回性がとても重要です。
文章では説明が難しいので、動画を見ていただければと思います。
動画はこちら→https://www.youtube.com/watch?v=UC1Lffdgbqk
まとめ
いかがだったでしょうか?ラグビーのスクラムハーフはパスがチームでも一番うまい選手でないと務まりません。
スキルアップには研究と練習の繰り返しが必要です。
トップリーグの選手でも最初からパスがうまかったという選手はあまりいません。
千里の道も一歩からといいいます。パスがうまくなる情熱を忘れず頑張りましょう。
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