ラグビーは、体幹、上半身、下半身の中でも、腕をおろそかにしがちです。ラグビー初心者も筋トレはベンチプレスから始めますよね。
例えばベンチプレス行なったら、腕が疲れてきますね。
しかし腕全体が鍛えられているというわけではありません。
このことから腕を鍛えると言っても部分的に細く鍛える必要がありますので、今回は腕力を筋トレでつけようという趣旨で話を進めていきます。
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ラグビー選手が行う筋トレでは胸とで腕のどこが鍛えられるのか?
例えば筋トレのベンチプレスでは基本的に胸を大きくすることが目的です。
同時に握力や上腕三頭筋が鍛えられます。
ベンチプレスをする際にバーベルに手を置く場所によって三頭筋の力の入る割合が変わってきます。
腕を広げると大胸筋の収縮によってバーベルの上げ下げができ、腕の間隔を狭くしますと上腕三頭筋の筋肉を多く使うようになります。
体の姿勢によって鍛えられる場所が変わる!
普段の姿勢が猫背のようになってる人は、他の人よりも大胸筋の発達が早くなります。
反対に、普段の姿勢が胸を張った状態の人は、体の構造上大胸筋が発達しにくいものです。
ここで言いたいのは、同じ種類、量のトレーニングをしていてもひとりひとりの成長の度合いが変わってくるということです。
このことから普段ラグビーの練習や基礎体力トレーニングをしていても、部分的に強い弱いと出てくる理由が体型や骨格が原因のことも多いということです。
ラグビーにおいて前腕二頭筋の強化が必要!
前腕二頭筋とは、腕を曲げたときに盛り上がる力こぶのことですね。
前腕二頭筋が弱いとボールを落としてしまったり、叩かれてしまったりすることが多くなります。
しかし、前腕二頭筋を強化することによって、ボールを脇に抱えた時の強さが格段に強くなります。
また、スクラムの時にガッチリ組むことができます。
タックルの時に、相手の体に手を回しての引付けるチカラが強くなり、タックルの成功率が上がります。
その他にも、下からのパスはスナップ(手首、前腕の裏)が中心 ですが、前腕二頭筋のチカラも必要になるため、パスの力の伝達も良くなります。
ラグビーで使う前腕二頭筋は、筋トレでカバーしよう!
ラグビーにおいて、前腕二頭筋の重要性は、先ほど述べたとおりです。
- ボールを脇に抱えた時の強さが格段に強くなる
- スクラムの時にガッチリ組むことが出来る
- タックルの成功率が上がる
柔道やレスリングは特に引く力が必要ですので上腕二頭筋が発達していくのですが、ラグビーは引く動作が少ないために、筋トレが必要になります。
懸垂をして腕力を付けてみよう
自重を使う筋トレですが、手のひらを自分の方向に返し、棒をグリップします。
最初はカラダを浮かさなくても十分に効きます。
上腕二頭筋は筋肉が比較的小さいこともあり、疲労しやすく、ケガをしやすい箇所であるため、やりすぎに注意してください。
ゴムチューブの活用した筋トレでラグビーに必要な腕力を鍛える
ダンベルと違い、腕を曲げるどの時点でも負荷が均等に掛かるのが、ゴムチューブの大きなメリットです。
持ち運びも軽く、まさにいつでもどこでも上腕二頭筋を鍛えることができますね。
いかがだったでしょうか?
今回はラグビーにおいて腕を鍛えることの必要性を説明しました。
できるラガーマンへの変身を目指し、筋トレで太い腕を手に入れてまわりに差をつけましょう!
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