ラグビーボールは、アメリカンフットボールと同様に楕円形の形をしていますので、パッと見た感じでも、ラグビー、あるいはアメフトだとわかります。
なぜこのような形になったのでしょうか?
ラグビーボールの由来が気になり調べてみました。
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ラグビーボールの形の由来とは?
ラグビーボール誕生までの由来は1つなのですが、その過程でラグビーが出来た由来が、2つに分かれます。
- サッカーボールから変化した
- スティックタイプのものからの変化した
では、それぞれについて詳しく説明します。
1.ラグビーはサッカーから由来していた?
一つ目のラグビー誕生秘話から。
私も以前信じていたラグビー誕生の話ですが、少しおさらいしましょう。
1823年のある日、学校でサッカーの試合が行われていました。
その時のメンバーであるエルス君が突然、サッカーボールを持ってゴールまで走ったことが、見ていた人に面白いとヒントを与えたのでしょうね。
それからラグビーが始まった….と伝えられたお話です。
年代とボールを持って走った人物もはっきりと特定されてはいますが、エリス君が作った、広めたという意見は聞きません。
2.ラグビーボールの由来はスティックタイプのものからの変化した
中世の時代にヨーロッパでは、バトンやフラッグの様なものを受け渡ししながら、相手の陣地を奪う「祭り」が行われていました。
イタリア語でサッカーのことをカルチョともいいますが、この「カルチョ」という競技は、ボールを手と脚を使って奪い合います。
このカルチョはプロレスのようにヘッドバット、パンチ、キック、首を絞めるなどが許されていますので、この陣取り合戦の「祭り」自体も同様のルールが適用されていると考えるのが自然です。
この祭りが原形であれば、徐々にスポーツらしくなっていったものがラグビーやアメフトとなった説も、しっくりいきます。
大昔は丸いものを作る技術がなく、バトンのようなものは作りやすかった背景も浮かびますからね。
これを正式な球場で行う際に「ボール状のもの」にする必要がでてきました。
当初のラグビーボールは、重く丸いタイプだった
1823年からラグビーが始まりましたが、ボールはサッカーボールのように丸いものでした。
だんだんと選手からボールについて意見が出てきました。「ボールが重い」という意見です。
確かにボールを転がすサッカーでは気にならないことです。
腕が疲れすぎてボールを抱えきれないことが原因でスピード感に影響が出たのでしょう。
ラグビーボールの由来は豚の膀胱だった!?
そして、軽いボールの開発を靴職人のウィリアム・ギルバード氏に頼むことになりました。
この時のボールの材料に豚の膀胱を使用したそうです。
この膀胱を膨らませると楕円形になったので、周辺に牛革を張り付けてラグビーボールとしたそうです。
丸いボールから楕円形のボールになったのですが、選手が実際に使用してみると軽く持ちやすくいことから、楕円形のボールが今日まで行け継がれることになります。
まとめ
ラグビーボールの由来は確実ではありませんが、大きく2つに分かれます。
サッカーボールからの変化と、バトンやフラッグなどスティックタイプのものからの変化ですね。
また新しいことがわかりましたら、こちらで報告いたします。
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