ラグビーのステップはポジションに関係なく、極めたい技術のひとつです。
最初はうまく相手を抜けていても、レベルが上がっていくにつれできなくなってきます。
こういった”壁”をいかにして超えていくか考えなくてはなりません。
今回は、ステップが上手いといわれる選手の考えるステップに必要な能力とは何なのか?をまとめてみました。
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ラグビーのステップが上手い選手 シェ ーン・ウィリアムズ
シェーン・ウィリアムズはラグビーファンならみんな知ってる名選手で、2015年に引退しました。
世界的レジェンドといえる選手で、主にウェールズ代表としてプレー、数々の記録を残してきました。
熱烈なラブコールを受けて来日、2012年から2015年まで日本のトップリーグの下部組織の三菱重工相模原でプレー、ポジションはウイングでした。
身長170cm、体重80kgとそれほど大きくない体格でしたが、迫力あるプレーと鮮やかなステップはとても印象に残りました。
シェーン・ウィリアムズが考えるステップで3つの大切なこと
初速度の高さをあげること
わかりやすくいうとスタートしてからの速さです。50m走など速い選手はたくさんいますが最初の5mほどのダッシュ力の強化が必要のようです。
敏捷性の向上
少し意味が伝えづらいので下記の説明をご覧ください。
敏捷性(びんしょうせい)とは、動作の素早さに関する能力をいう。 単純な移動速度ではなく、動作方向を正確に変更する速さを指す。 動作を行うまでの判断時間の短さも敏捷性に含める場合もある。「ウィキペディア参照 https://ja.wikipedia.org/」
ステップの中でサイドステップが主に使われますが、左右への速い動きが要求されますので、敏捷性の向上は必須といえます。
フットワークの練習
ステップの基本は足さばきなので、フットワークを意識した練習が必要です。
ラグビー選手シェーン・ウィリアムズのステップ練習方法とは?
機敏だと言われる日本のラグビー選手を上回るステップでファンを魅了してきたシェーン・ウィリアムズのステップの練習方法は、相手をひとり選び、1対1の状態でステップを使ってデフェンスを交わすというものです。
若いころは徹底的にこの1対1を行い、相手のディフェンスに勝つコツをつかみました。
イギリスにいた頃から続けている練習で、日本でもチームの全体練習が終わったあと、15分くらい1対1をやっていました。
日本はイギリスと比べてもスピード感のある試合展開なので、シェーン・ウィリアムズも1対1でステップを磨きました。
この練習を10年間続ければシェーン・ウィリアムズのようになれると本人が断言するほど有効性と再現性の高いモノなのです。
今回は管理人がおすすめのラグビーのステップの上手い選手シェーン・ウィリアムズの考え方と練習方法をお伝えいたしました。
練習方法自体は簡単なものですが、意識を持っての練習が大切だと改めて感じることとなりました。
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