ラグビーとアメフトはルールこそ違えど、選手のプレースタイルは似ています。
ボールを持って走る=ラン、ボールを投げるパス、ボールを蹴るキック、タックルなどですね。
しかし、今回の本題であるラグビーのパスとアメフトのパスについては、全然似ていないと考えていいでしょう。
その大きな理由は試合進行のルールの違いがあるからです。
これからラグビーやアメフトの初心者の方でも理解できるように、ラグビーのパスとアメフトのパスについて説明していきたいと思います。
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ラグビーとアメフトのパスの解説!!
今回はラグビーとアメフトのパスについて、それぞれの特徴を説明していきながら、パスの違いについて説明します。
ラグビーのパスとは?
ラグビーのパスの投げ方
基本的なラグビーのパスの仕方は、パスしたい相手に向け、両手でラグビーボールを下から上に向けてトスします。
最初はふわっと空中に投げる感じから始めていきます。
ラグビーでパスできるポジション
どのポジションの選手もパスをする場面があります。
ラグビーでパスできる方向や範囲
ルール上、ラグビーのパスは自分のポジションより、前方の選手に投げることができません。
例えば自分自身が、相手のゴールに向かって走っている場合は、後方の選手にパスを投げなければなりません。
ラグビーでパスボールを落としたら
投げられたパスをうまくキャッチできずに、自分の前に落とすと反則(ノックオン)になります。
また、投げられたパスを取り損ねて、選手の横から後方にボールが落ちるのは、反則ではありませんので、そのままゲームが続きます。
ラグビーの連続パス
ラグビーは試合中、タックルをされてプレイが止まりかけてもパスを続けることができます。
ラグビーのパス技術の難易度
ラグビーのパスの動作は簡単で、すぐにできるようになります。
徐々に走りながらのパス、距離を伸ばしてのパス、ボールに回転を与えるスクリューパス、といったふうにレベルを上げていきます。
努力すればするほど、パスの技術が習得できます。
アメフトのパスとは?
アメフトのパスの投げ方
アメフトのパスは、片手でボールを相手に向けて投げます。野球やドッジボールのように腕を上から下に振り下ろすフォームで投げます。
アメフトのパスできるポジション
アメフトのパスは、攻撃権を持っているチームが行うプレーです。
投げる選手と受ける選手はほぼ決まっていて、投げる選手はクォーターバックの選手です。
受ける選手はワイドレシーバーの選手です。
アメフトでパスできる方向や範囲
アメフトは、相手のゴール側にいる味方の選手にパスすることができます。
全方位に投げてよいことになってますが、基本前方に投げます。
アメフトでパスボールを落としたら
パスしたボールは、味方がノーバウンドでキャッチしなければいけません。
落としてしまうと、パス失敗でゲームがストップし、もとの投げた位置から再スタートとなります。
アメフトの連続パス
アメフトのパスの場合、ラグビーのような連続性はありません。
アメフトの場合、スクリメージと呼ばれる攻撃の機会1度につき、パスを1回投げることができます。
アメフトのパス技術の難易度
アメフトは、パスを投げる選手、パスをキャッチする選手ともに才能や身体能力が求められます。
以上、ラグビーとアメフト、それぞれのパスについて説明してみましたが、いかがだったでしょうか?
ラグビーのパスは選手全員で細かく、確実につないでトライを目指す技術。
アメフトのパスは、クォーターバックがワイドレシーバーにボールを投げ、一気にタッチダウンを目指す技術といえるでしょう。
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