ラグビーにおけるロスタイムのルール、ハーフ終了のルールが少しわかりにくく、ラグビーの初心者のかたがわからないという話もうなづけます。
特にロスタイムが終了となっても試合が続くことがあり、正確にルールを知っておきたい人も多いのではないでしょうか?
これからラグビーのロスタイムとハーフ終了のルールについて、わかりやすく説明していきます。
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ラグビーのロスタイムや試合(ハーフ)終了のルールについて
ロスタイムの意味とは?
ラグビーやサッカーの試合で使われる言葉で、選手の交代などに使用した時間を測っておき、試合時間の終了時間(前半40分、後半40分それぞれ)に追加するものです。
バスケットボールはビシッと試合の終了時間に終わりますが、ラグビーのロスタイムはロスタイムの終了時間になっても、プレーが続いていれば試合は続けられることがほとんどです。
ロスタイムの計測者は?
ロスタイムは主審がストップウォッチで計測します。
副審2名も計測していますが、サブ的なもので、あまり使われることはありません。
しかし大きなラグビーの大会になると、第4のタイムキーパーが時間管理専門として配置されます。
ロスタイムの表示ついて
以前はラグビー選手が試合の残り時間を知るには、基本的にベンチからの声しかありませんでしたが、現代は電光掲示板が主流です。
また、トップクラスの試合は審判とタイムキーパーの連携によりロスタイム発生の都度、調整された試合時間になり、厳密な試合時間が電光掲示板に表示されます。
40分を過ぎると「ラストワンプレー」と審判が宣言、その一連のプレーが終わると、前後半の試合終了となります。
電光掲示板に表示されている時間がすでにロスタイムを引いたものなので、表示されている時間である40分が来たら終わります。
サッカーのロスタイムのルール
一方、サッカーはハーフ45分が過ぎてから、追加されるロスタイムがわかりますので、それはそれで盛り上がる要素になっています。
現在のサッカーでは、ロスタイム(以前2010年あたりまではこう呼んでいた)のことを“アディショナルタイム”と表現しています。
ラグビーの試合の終わり方の1例
ラグビーなどのロスタイムによる逆転劇は、劇的で感動を呼びますよね。
例えばラグビーでは、TOTAL80分の試合を過ぎてのワンプレーでトライが決まることがあります。
そのあとに試合時間は終わっていますが、コンバージョンキックも与えられます。
コンバージョンキックも決まるとトライと合わせて7点追加されますので、6点差以内のビハインドならば、ラストワンプレーで逆転勝利する要素が残されています。
時間終了ギリギリまで選手たちが必死にプレーする理由がここにあるわけです。
おわりに
ロスタイムの本質はどのスポーツにおいても同じですが、ラグビーとサッカーを比較してもわかるように、若干の表現やルールの違いがあります。
今回ラグビーにおけるロスタイムのルールをわかっていただけたと思いますので、ラグビー観戦時は、ハーフ終了間際における選手のプレーや緊張感にぜひ注目してください。
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