ラグビーのスクラムは最初、選手同士チカラを合わすことが難しいですよね。

チカラをかける方向、体重のかけ方、肩の組み方、腕の回し方、足の位置、頭の入れ方など、どこにポイントを置けば一番効果的か、悩むと思います。

そんな悩みをポジション別に詳しく説明してきたいと思います。

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ラグビーのスクラムとは?

スクラムはセットプレイの一つで、試合を再開する時にスクラム組みます。

ラグビーでは色々な反則プレーが原因で試合が中断しますから、再開の回数も多い時では1ゲームで20回くらいありますので、その都度スクラム組みます。

 

スクラムは、ボールを自分のチームに有利な方へと動かさなければならないので、非常に重要なプレーと言えます。

スクラムはフォワードの8人で3列作り、

  1. 一列目を3人
  2. 2列目は4人
  3. 一番後ろがナンバー8の1人

となっています。

 

スクラムの1列目:フロントローの組み方

スクラムの最前列は、フロントローと呼びます。

フッカーを真ん中に置いて両端にプロップが付きます。

左から

  • プロップ
  • フッカー
  • プロップ

の順番です。

 

真ん中のフッカーは、両腕をプロップに回すことができますが、端に入るプロップは、右肩か左肩の片方を組むことになります。

この腕を組むことを“バインド”と言います。

 

スクラムを組む時の腕の組み方は、2通り存在して、

  1. フッカーがプロップの肩の上に腕を乗せる方法
  2. その逆で脇の下に腕を持って行き、フッカーが両プロップより、やや下がる位置になる場合

の2通りあります。

このバインドの組み方については、フッカーの選手が得意な方法でいいと思います。

 

 

マイボールのスクラムの場合は、ボールが左から入ってきますので、左のプロップとフッカーが密着し、力を合わせることが大事になります。

また相手ボールのスクラムの場合は、右側からボ-ルが入ってきますので、右プロップとフッカーに力を入れることが大事になります。

 

それぞれボールに対する方向に、スクラムの力を入れていくようにしましょう。

no.1の左プロップは、左側の足は少し前に出して内側の方に向け、この姿勢を維持します。

 

no.3の右プロップは、スクラムで最も重要なポジションです。

相手とのスクラムで頭を入れるのが、相手の右側になりますから、スクラムは右に回転し勝ちになります。

この右回転を防がなければなりませんので、スクラムの向きを内側に向けていきます。

 

ボールを扱うno.2のフッカーは、利き足によりますが、右であれば左足で体を支え、右足でボールを蹴るということになります。

スクラムは慣れるまで難しいものですが、経験を積めば、チカラの入れ具合で組み方がだんだんと上手になってきます。

 

スクラムの2列目:セカンドローの組み方

スクラムの2列目の配列は、左から

  • フランカー
  • ロック
  • ロック
  • フランカー

となります。

 

しかし、スクラムを組んでいるのは真ん中のロックの二人になります。

スクラムのフロントローの補助というポジションですが、セカンドローは実際に前へ押し上げる中心です。

 

スクラムを組んでいると、頭が左(相手の右肩付近)に入りますので、右側がどんどん下がってきます。

これを防ぐために(まっすぐに押したいから)右側に力のある体重の重い選手、背が高い選手を置きます。

 

ロックの仕事も、フッカーがボールの入ってくるトンネルに近づきやすいようにするためのアシストですから、しっかりと押すために、腕を腰の付近、あるいは太ももの付近に持っていくのがいいでしょう 。

頭は前列の選手の腰あたりに、差し込む感じになります。

 

スクラムの3列目:サードローの組み方

ほぼ2列目に入るフランカーですが、3列目の扱いとして説明します。

 

右フランカーは前方のプロップを後ろから押して行きます。

左フランカーは左ロックの腰あたりをバインドします。

左のフランカーは味方の スクラムハーフと連携し、援護もしていくわけですが、まずは左ロックをまっすぐに押すことが仕事になります。

 

足の位置も自分がチカラの出しやすい、踏ん張りやすい所でいいと思います。

最後に司令塔となるナンバー8は、ボールが出るまで一番後ろから二人のロックの間にしっかり入り、スクラムに力を足していきます。

 

自分の得意なスクラムの組み方を早く見つけること

ラグビーはとにかくボールを奪わなければなりませんので、押し負けないスクラムを組むことが大事です。

体重、身長、各個人の筋力も大切ですが、バインドの組み方、バインドする力、体重をかける方向など、強いスクラムを作る上で、大事なことはまだまだあると思います。

 

二人いればスクラムの組み方が練習できますので、自分に合ったスクラムの組み方を見つけましょう。

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