ラグビーのスパイク選びはすごく重要ですね。
考えてみてください。 サイズや用途の合っていないスパイクでラグビーの試合に挑むのは、サンダルで陸上をするようなものです。
しかし、スポーツ店で必ずしもラグビーのスパイクが売っているとは限らないので、買えない悩みをもっている方もいます。
- ポジションによって スパイクの種類は分かれているのだろうか?
- グランドが土、芝、人工芝と違いがあるので、それに合うスパイクの種類があるのだろうか?
といった疑問に答える形で、ラグビー用スパイクの選び方の5つのコツを解説します。
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ラグビー選手はサッカー用スパイクでOK?
サッカーとラグビーは似ていますので、サッカー用スパイクは十分使えます。
ラグビーの日本代表選手も実際に使用しています。
その使用する理由は分かりませんが、ポジションに関係なくサッカー用スパイクを身に着けています。
中学、高校でデビューされる方で、サッカー出身であれば躊躇なく履きなれたスパイクを履きましょう。
サッカーの経験がないラグビー初心者の方も、近所のスポーツ店で売っていない場合は、サッカー用スパイクを購入、使用することで対処できますね。
ラグビー用のスパイクとサッカー用のスパイクの違いは?
サッカー用スパイクは、ボールを足でコントロールするので、感覚の伝わりやすい素材や構造になっています。
一方ラグビーにもキックこそありますが、スクラムという長い間、踏んばり続けなければならないプレイがありますので、ラグビー用スパイクはやや硬めの素材と構造です。
サッカー用スパイクとラグビー用スパイクの比較では、フォルムに大きな違いが見当たりません。
ハッキリとわかる違いは、スパイクの硬さと構造ですね。
ラグビーのフォワードは素材が柔らかめのサッカー用スパイクではなく、素材が硬めのラグビー用スパイクが適しています。
ラグビー用、サッカー用のスパイクは裏のポイントが取り外し可能なタイプがある
ポイントが取り外しできるタイプをスタッド式スパイクと呼びます。
ポイントの素材は金属性と合成樹脂があります。上級者は一般的に金属性を選びます。
長所はポイントがすり減った時に、ポイントだけ交換できます。人工芝の球場で、スクラムを組んでいるとポイントが早くちびてしまいます。
また、走り方に癖がある選手はポイントが不自然な状態になりますので、交換できるメリットは大きく、経済性も一体型より優れている部分があります。
一方、固定式と呼ばれるスパイクは、スパイクのソールとポイントが一体型になっています。
ポイントの素材は合成樹脂です。
スタッド式より軽量です。バックスの走る選手はこちらが走りやすく、疲れにくいメリットがあるので選ぶ選手が多いようです。
ラグビー用スパイクはポジション別の種類があるの?
実際ポジション別に、スパイクの種類は分かれていません。
スクラムを組むフォワードは、足底を曲げて踏ん張るので、スパイクのポイント数が5個より6個や7個が有利という説もありますが、
基本は前5本後ろ2本のパターンがポジションに関係なく、多くの選手に使われています。
かかとの2本のポイントが少し長い(2mm程度)設定になっています。
ラグビー用スパイクにグラウンド別(土、天然芝、人工芝)の種類はあるの?
近年人工芝球場が増えていますので、人工芝専用のラグビーシューズが誕生しました。
人工芝の芝は技術的に進化し、天然の芝に近くなっているのですが、問題は芝のすぐ下がコンクリートやアスファルトなのでクッション性が少なく固いことです。
また、人工芝は雨が降ると滑りやすくなるといった特徴があります。
他にも人工芝は、固定式スパイクのポイントが芝に引っかかり、スパイクの底からはげることもあります。
しかし、人工芝専用のラグビー用スパイクがそういったトラブルを解消しています。
ポイントの数、形、長さ、が調整され、大小サイズ違うポイントを巧みに配置しています。
土、天然芝は無理にスタッドか固定に分ける必要はなく、使いやすいタイプで良いでしょう。
以上で終わりますが、初心者の方はラグビーの試合でサッカー用のスパイクが使われていることは意外だったと思います。
ラグビー用のスパイク選び際は、ぜひ5つのコツを参考にしてみてください。
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