ラグビーとアメフトは似ている競技に見えるのですが、
これは「アメリカンフットボールはラグビーがベースになっているから」なのです。
しかし、長い年月を経た今では、大きな違いが出てきています。
「アメフトとラグビ-の違いはどこだろうか?」と悩む少年・少女たちもいるでしょう。
例を挙げますと試合形式、ルール、ユニホーム、アイテム、違いが生まれた理由や時期、国や場所など多くのものが浮かびますね。。
こちらでは、アメフトやラグビーを初めて観戦する人に解ってもらえるように、
勝敗に直接関係するアメフトとラグビーの共通点や違いについて、説明していきます。
スポンサーリンク
ラグビーとアメフトの大雑把な共通点
見た目の部分の共通点
設備面では、コートやゴールポストの形状の形状や使用するボールの形状が似ていますね。
得点方法
アメフトもラグビーも、相手の陣地のエンドラインにボールをおいたり投げることでポイントを得ることができます。
このポイントの獲得方法について、アメフトではタッチダウン、ラグビーではトライと呼ばれているものです。
また、エンドラインの前後にゴールポストが設けられ、そこにキックを放てばポイントが入るようになっています。
キックしたりバスをしたりする部分は似通ってていますが、ルールや試合形式は大きな違いが見られると言っていいでしょう。
ラグビーとアメフトの大雑把な相違点
ラグビーとアメフトでは、かなりの違いが存在します。
ここでは、その違いについて見ていきましょう。
試合に出ることのできる人数
まずは試合に出ることが出来る人数です。
- アメフトは11人
- ラグビーは15人
このように、ラグビーの方が最大人数は多くなっています。
試合時間
また、試合時間も異なります。
アメフトの場合、15分ずつを4セット。合計60分で行われます。
一方、ラグビーの場合は前後半で40分ずつ、合計80分で行われます。
試合の進行スタイル
アメフトは、野球のように攻撃側と守備側に分かれます。攻撃と守備をお互いのチームが交代しながら行うのです。
一方ラグビーは、サッカーのようにボールを持った時点で攻守が交代するスポーツといえます。
ポジションは攻撃から守備まで決まってはいますが、誰が前に行ってゴールしても構いません。
試合の連続性の有無
アメフトの場合は、1プレイすることにゲームが時間が止まります。長くても10秒ぐらいでしょうか。 まずパスは1回で終了します。
実際の時間は60分の試合時間ですが、プレイを止めて次のプレーに行くまでの時間が結構掛かります。
また“ハーフタイム”と言って、中間の休憩時間があります。
こういったゲームスタイルを採用しているため、アメフトは試合時間が3時間ぐらいになることが非常に多いです。
一方、ラグビーの場合は、ボールが生きている間はゲームが続き、パスが何度も続くこともあります。
そのため、ラグビーはアメフトのように試合時間が長引くこともありません。
選手の交代できる人数
アメフトの場合、交代できる選手は無制限です。そのため、攻撃守備キックそれぞれ得意な選手を用意しています。
一方、ラグビーは7人までと決まっています。
タックルの方法の違い
アメフトは誰に対してでもタックル、そしてブロックをしてもいいことになっています。
一方、ラグビーはボールを持っている選手に対してタックルができます。他の選手にはタックルしてはいけません。
このタックルのルールの違いが防具をつけるかつけないかの違いに繋がってると思います。
アメフトとラグビーのパスの違いについて
アメフトは前方や横、後ろにパスできますが、ラグビーはできません。
ラグビーの場合、パスして良い方向は、横もしくは後方だけになります。
監督の試合中の指示ができるかどうか
ラグビーの場合、監督が試合中に選手へ指示することはできません。
アメフトは ベンチから指示ができます。
指示を伝達する方法はトランシーバー方式が多いです。
選手全員ではありませんが、チームで2人ぐらい中心選手のヘルメットにスピーカーが付いています。
しかし、ヘルメットにマイクはついていませんので、聞くだけで会話はできません。
また、アメフトのルール上、選手が監督コーチと会話することは禁止されています。
スポッター席といいまして、試合会場をスタジアムの上の方に座る席があります。
全体を見やすく、試合の動きや流れがつかみやすいので、スタジアムの上の方にいます。
そこに各チームの作戦担当者が座っています。監督やコーチは、この作戦担当者と大作戦面について、会話を続けています。
試合中の選手の考え方
アメフトはそれぞれ選手の役割が決まってます。ボールに全くタッチしない選手もいますので、全員が最初から最後までボールを見ていません。
また、その理由としては攻撃と守備と役割が決まっているので、プレイ時間が短いことが原因でしょう 。
ラグビーは先ほども書いた通り、攻守の交代が頻繁に起こりますので目が離せません。
また、タックルはボールを持っている選手にしかできませんので、チーム全員がボールをしっかりと見ている必要があります。
以上で5分でわかる、アメフトとラグビーの勝敗に関係する違いの説明を終わりますが、このサイトを見てから、テレビを観ていただくと、一層アメフトとラグビーの違いがわかりやすくなるでしょう。
スポンサーリンク