ラグビーの初心者のなかで比較的多い悩みといえるのが、タックルですね。
とくにタックルは練習では思いっきり当たれるけども、ゲームではなかなか…という感じです。
今回はタックルでなぜ相手をうまく倒せないのかという理由や原因の究明と解決策をわかりやすくお伝えします。
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ラグビーの試合中、タックルで相手をうまく倒せない理由とは?
タックルに入る姿勢が悪い場合
タックルに入る姿勢が悪いと、うまく相手を倒せません。
タックルに入る姿勢が悪い場合・・・例えば、タックルの際に顔がしっかりと前を向けていない場合があります。
ゲーム中は相手も走りながら向かってきますから、下向き顔の姿勢では相手のタックル直前の変化がとらえきれません。
思ったところに相手がいないので、しっかり当たれず、バインドが緩くなってしまいますね。
経験のある方もいらっしゃると思いますが、恐怖心から下向き加減になったり、目を閉じてしまったりします。
ここでのハートの強い持ち方は、タックルで当たっても痛くないと強く思うことですね。
巨漢が戦う相撲でも、立ち合いの時に頭同士でぶつかることはしょっちゅうあるわけですが、怖いからといって頭を下げて頭頂部で当たるとかなりの激痛が起こります。
しかし、顔を上げてオデコで当たるとあまり痛くありません。
こういった理由からタックルに入る際の姿勢、特に顔を上げて視線を前に上げるところから直していきましょう。
タックルする位置が高いのでは?
ラグビーのタックルは相手の腰から下を狙うことは頭に入っていると思うのですが、意外と低く相手に当たることができないものですね。
相手の腰より高い位置へのタックルは、走っている相手の勢いに負けてしまいます。
低く当たれない理由として、視線が相手のボールに合っていることが考えられます。
ラグビーボールに意識が行くことはラガーマンの宿命でもありますが、タックルの時は視線を少し下げ、相手のひざあたりを狙うくらいがちょうどいいでしょう。
また低く当たるには、タックル直前に低い姿勢を保ったまま走る練習が必要です。
数メートルの距離でいいので、体勢を沈めたまま走るメニューを取り入れてみてはいかがでしょうか?
タックルの際、相手を掴んだあとにしっかり足がかけていないのでは?
タックルにうまく入れたとしても、相手を倒せないことに悩んでいる選手もいるのではないでしょうか?
この原因のひとつとして相手を倍度できてから自分の足が動いていない、走れていないこと考えられます。
高校生以上になると相手を掴んだだけでは、簡単に倒れなくなりますので、もう一押しが必要です。
相手を掴んだ後、自分に引き寄せるように腕を引きながら前進すると、相手をしっかりと倒せるようになるはずです。
この時に持ちたいイメージは、タックルした相手と一緒に前方に転がる感じでしょうか?
おわりに
今回はラグビーのタックルで相手をうまく倒せないことについての原因を探ってみました。
ほかにも原因は考えられるかもしれませんが、上記の3つの対策をとれば倒せるタックルができるようになります。
タックルでお悩みのラガーマンは、ぜひチャレンジしてみてほしいです!
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