ラグビーではトライを狙いアタックしてくるチームに対してディフェンスする必要があります。
ディフェンスシステムの方法に関しても細かく分ければ多くがありますが、基本的な考え方は2つですね。
今回はディフェンスシステムについて解説していきます。
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ラグビーのディフェンスシステムの基本とは?
ラグビーのディフェンスで一番大事な基本はディフェンスのラインを作るということです。
その時々のオフサイドラインに合わせて、選手が横一列に並びます。
相手がどのように攻めてこようとも常にでベースラインを作ることによって、相手の攻撃を止めるよう努力していきます。
ラグビーのディフェンスシステムの最大の目的とは?
ラグビーのディフェンスの一番の目的はゲインラインを守ることです。
その中でボールの再獲得にチャレンジしますが、仮にボールが再獲得できなくてもゲインラインさえ超えられなければトライされないという考えです。
トライは3次で攻撃までで起こる確率が約60%といわれ、トライの大半を占めることになります。
逆にいえばそれ以上守り続ければトライはされにくいという考え方になります。
ラグビーのディフェンスシステムは基本的に2種類
ラグビーのディフェンスシステムはチーム状況や地域によって様々な違いがありますが、アタック側が相手と同じ人数でディフェンスラインを作っているのか、あるいは異なる人数で作っているのかで行動の仕方が変わってきます。
当然ディフェンス側の人数が多ければそれだけで有利ですが、少ない人数であったとしても対応できます。
同人数であればシャローディフェンス、相手より少ない場合はスライドディフェンスで準備することが基本ですね。
シャローディフェンスとは?
シャローディフェンスのシャローとは相手チームとの距離が浅い、狭い、近いという意味で、相手との人数が揃っている場合や一対一で対応しているという状態で使う場合がシャローディフェンスで、相手に素早く近づけタックルできる特徴があります。
実際にタックルができなくても、相手はその速さにプレッシャーを受けバスのミスやノックオンなどのミスを起こしやすくなります。
スライドディフェンス とは?
最初からアタック側の人数が多く、外側に選手が余っていた場合には、スライドディフェンスをするチームが多くなります。
スライドとは選手たちがまさに地すべりのように横に移動していきます。
正面のボールキャリアがバスをした直後にディフェンスが全員が横にずれ、ポジションを移動させながら最終的にディフェンスプレイヤーとアタックプレイヤーの人数を合わせるものです。
しかし弱点もあり、全体の動きをうまく合わせないとスペースが生まれ、相手にスペースを突かれてしまいます。
おわりに
以上ラグビーのディフェンスシステムについて解説いたしましたが、いかがだったでしょうか?
ディフェンスは奥深く、ベテランの選手でも研究に余念がありません。
ラグビー初心者にとって今回の話題は守備戦術の基本ですので、キッチリとマスターしておいてほしいと思います。
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